JSTQB Advanced試験(テストマネージャ試験)では4章5章は出題範囲なのか?

8/27がJSTQB Advanced試験(テストマネージャ試験)だというのに、この時期に及んでいまだに4章「テスト技法」と5章「ソフトウェア特性のテスト」が出題範囲なのか、そうでないのかがわからない。トライアル試験を受けられた方で、関係する問題が出題されていたかどうか、情報を提供してもらえないだろうか。

4章「テスト技法」と5章「ソフトウェア特性のテスト」はテストマネージャの学習項目として上がっていない。しかし、K2,K3,K4といった知識レベルとしては上がっていないが、K1レベルでは学習しておくこととされている。K1レベルは、シラバスを読んで、そこに登場する用語やキーワードが理解できるレベルだとは思う。それは分かった。試験では出るのか、出ないのか。9.3節「テストツールのカテゴリ」も同じくだ。テストマネジメントツール以外はテストマネージャにはほとんど関係しないはずだ。試験では出すのか、出さないのか。愚痴ってもしかたないので、とりあえずシラバスは漏れなく読んでおくようにしよう。

幸いにもトライアル試験を受けられた鈴木氏が、先日から模擬問題の提供を開始されたので、非常に参考になる。実際の出題形式で提示されているようなので、雰囲気がよく分かる。Advancedの受験者は、鈴木氏のレポート「ソフトウェアの品質を遊びまくる」を必ず読むべきだ。Advancedに関しては最大の情報源となる。残念ながら、受験された直後の新鮮なレポートは「事情により書き換えた」とある。どんな事情だか想像が付くだけに、残念だ。鈴木氏のレポートは、非常に分かりやすく、馴染みやすく、見習うべきところが多い。

試験に対応した「テスティング中級コース(管理編)」も現在220問を超えた。試験に対応してどういった学習方法がいいかは個人で判断していただきたいが、私は経験的に、これが現状のベストだというスタイルで提供している。実際の出題形式は鈴木氏のレポートに委ねたい。4章5章の問題も、仕方ないので数問を追加しています。また、合わせて、当方で公開している用語検索ツールが誤解を招く可能性があったため、原本の辞書がベースか、当方で学習目的で追加した見出し語や解説であるかが明確になるように改善しておいた。

当方の「テスティング中級コース(管理編)」で学習されている方は、現在、8人ほどだ。あと2週間です。まだまだ、これから学習を開始されても、間に合います。うそかほんとか、シラバスを2回読んだだけでトライアル試験に合格したという人もあるようです。「テスティング中級コース(管理編)」は2,000円だ。非公認、中途半端、保証なし、実際の出題形式と全然違うとの指摘もあるが、勇気ある申込者の8人が合格されるようにぎりぎりまで最大限の支援をするつもりだ。