仕上げモード演習の使い方とロジック

スクエアリングサービスでの模擬問題演習に「仕上げ演習」というボタンを追加しています。急遽作成した機能なので、ヘルプなどにも大した説明もなく、よくわからなかったかもしれません。「仕上げモード演習」について、説明しておきます。サービスを利用されていない方は、無視してください。

仕上げモード演習は、合格可能性が95%を超えたときに利用可能となるモードです。コースのほとんどを終了された方が、復習として利用できるようにしています。イータコースだけの機能です。無料のテイスタでは利用できません。ほとんどの方が、合格可能性100%に到達された後に、再度、復習するために利用されています。システムの性質上、一度出題された設問に、理解できていないにもかかわらず、まぐれあたりで正解してしまった場合に再出題されにくいということがあります。システムは正しく理解して正答したのか、まぐれ当たりで正答したのかは把握できません。仕上げモード演習は、この問題の解決にもなっています。ちなみに、システムはラジオボタンの操作や経過時間で、解答に躊躇しているかどうかは監視しています。

仕上げモード演習は、最大60分相当の設問を抽出します。テスティング基礎コースでは40問になります。ただし、復習すべき設問がない場合には徐々に設問が減少するようにしています。さらに仕上げモード演習には2段階の抽出ロジックがあり、第1段階で該当する設問がない(つまりひととおりの復習は終わっている)ならば、第2段階の抽出ロジックに進むようにしています。第2段階も終了したら、その次はありません。

仕上げモードの第1段階の抽出ロジックは、未実施・誤答・解答に躊躇したものがあれば優先的に抽出します。さらに、実施回数が2回未満のもの、正答率が50%以下のものを候補として抽出し、その中から単純乱数で選出しています。母数の設問を2巡することになります。

第1段階の抽出ロジックで該当するものが1つもない場合、第2段階の抽出ロジックに進みます。実施回数が3回未満のもの、正答率が66%以下のものを候補として抽出し、その中から単純乱数で選出しています。母数の設問を3巡することになります。

このように、「仕上げモード演習」は有限の設問数で構成されるコースを有効に活用できるように、コースをひととおり終えた後でも効率的な復習ができるように工夫しています。