VirtualBoxでCentOS 7.0を使ってみる。

CentOSもしばらく触っていないと、いろいろなことを忘れてしまう。バージョンも今は7.0なのか。WindowsPCにVirtualBoxを入れ、そこにCentOS 7.0をインストールしてみることにした。手順を残しておこう。

(1) CentOS7.0をダウンロードする。

(2) VirtualBoxをダウンロードし、インストールする。

(3) VirtualBoxを起動し、仮想マシンを作成する。

  • VirtualBoxマネージャを起動し、「新規」をクリックして「仮想マシンの作成」を開く。
  • 任意の名前("CentOS7.0"など)を入力し、LinuxRed Hat(64bit)を選択して、次へ進む。
  • メモリは最低でも768MBが必要と出ていた。私は 1,500MB 程度にした。
  • 「仮想ハードドライブを作成する」を選択し、VDI (VirtualBox Disk Image)を選択して、次へ進む。
  • 物理ハードドライブにあるストレージは、固定サイズを選択して、次へ進む
  • ファイルの場所とサイズでは、仮想ドライブの容量を指定して、仮想ドライブと仮想マシンを作成する。私は 30GB 程度にした。

(4) CentOS7.0をインストールする。

  • VirtualBoxマネージャで、作成した仮想マシンを選択し、起動する。
  • 「起動ハードディスクを選択」画面のプルダウンメニュー右で「仮想光学ディスクファイルの選択」クリックし、ダウンロードしておいたISOイメージを選択し、インストーラを開始する。
  • インストール時に使用する言語で「日本語 Japanese」を指定する。
  • 「ソフトウェアの選択」を選択し、左のベース環境から「サーバー (GUI使用) 」を選択して「完了」する。
  • 「インストール先」を選択し、何もせずに「完了」する。
  • 「ネットワークとホスト名」を選択し、「ネットワークとホスト名」設定画面の右上にあるスイッチを「オン」にして「完了」する。
  • ユーザー設定で「rootパスワード」を選択し、任意のパスワードを設定する。
  • 「ユーザーの作成」を選択し、ユーザー名とパスワードを入力、sudoコマンドを有効にするためには管理者に設定しておく。
  • CentOSのインストールが完了したら「再起動」する。
  • 初期セットアップ画面が表示され、ログイン画面に切り替わる。先ほど作成したユーザーを指定する。
  • 日本語、入力ソース、オンラインアカウントはそのままにして、次へ進む。
  • 「Start using CentOS Linux」をクリックしてセットアップが完了する。

GNOMEパネル右側にある 「ja」をクリックし、「日本語 (Kana Kanji) 」を選択して日本語入力ができる。
※マウス統合を有効にすると、Ctrlキーを押さなくてもゲストOSとホストOSの間でマウスの制御が自動で切り替わる。
※ゲストOSのファイルメニューから、デバイス-->クリップボードの共有-->双方向を選択しておくとよい。必要ならデバイス-->ドラッグ&ドロップ-->双方向も可能だ。