VirtualBoxでCentOS 7.0を使ってみる。
CentOSもしばらく触っていないと、いろいろなことを忘れてしまう。バージョンも今は7.0なのか。WindowsPCにVirtualBoxを入れ、そこにCentOS 7.0をインストールしてみることにした。手順を残しておこう。
(1) CentOS7.0をダウンロードする。
- https://www.centos.org/download/ から「DVD ISO」をクリックする。
- ミラーサイト一覧から適当なURLを選んでISOイメージをダウンロードする。私は http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/isos/x86_64/CentOS-7-x86_64-DVD-1503-01.iso を選んだ。これだとダウンロードに8分かかった。
(2) VirtualBoxをダウンロードし、インストールする。
- http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/ からWindows (32-bit/64-bit)の「Windows Installer」を選択する。
- ダウンロードした VirtualBox-5.0.2-102096-Win.exe を実行する。デフォルトでは C:\Program Files\Oracle\VirtualBox に展開される。
(3) VirtualBoxを起動し、仮想マシンを作成する。
- VirtualBoxマネージャを起動し、「新規」をクリックして「仮想マシンの作成」を開く。
- 任意の名前("CentOS7.0"など)を入力し、Linux、Red Hat(64bit)を選択して、次へ進む。
- メモリは最低でも768MBが必要と出ていた。私は 1,500MB 程度にした。
- 「仮想ハードドライブを作成する」を選択し、VDI (VirtualBox Disk Image)を選択して、次へ進む。
- 物理ハードドライブにあるストレージは、固定サイズを選択して、次へ進む
- ファイルの場所とサイズでは、仮想ドライブの容量を指定して、仮想ドライブと仮想マシンを作成する。私は 30GB 程度にした。
(4) CentOS7.0をインストールする。
- VirtualBoxマネージャで、作成した仮想マシンを選択し、起動する。
- 「起動ハードディスクを選択」画面のプルダウンメニュー右で「仮想光学ディスクファイルの選択」クリックし、ダウンロードしておいたISOイメージを選択し、インストーラを開始する。
- インストール時に使用する言語で「日本語 Japanese」を指定する。
- 「ソフトウェアの選択」を選択し、左のベース環境から「サーバー (GUI使用) 」を選択して「完了」する。
- 「インストール先」を選択し、何もせずに「完了」する。
- 「ネットワークとホスト名」を選択し、「ネットワークとホスト名」設定画面の右上にあるスイッチを「オン」にして「完了」する。
- ユーザー設定で「rootパスワード」を選択し、任意のパスワードを設定する。
- 「ユーザーの作成」を選択し、ユーザー名とパスワードを入力、sudoコマンドを有効にするためには管理者に設定しておく。
- CentOSのインストールが完了したら「再起動」する。
- 初期セットアップ画面が表示され、ログイン画面に切り替わる。先ほど作成したユーザーを指定する。
- 日本語、入力ソース、オンラインアカウントはそのままにして、次へ進む。
- 「Start using CentOS Linux」をクリックしてセットアップが完了する。
※GNOMEパネル右側にある 「ja」をクリックし、「日本語 (Kana Kanji) 」を選択して日本語入力ができる。
※マウス統合を有効にすると、Ctrlキーを押さなくてもゲストOSとホストOSの間でマウスの制御が自動で切り替わる。
※ゲストOSのファイルメニューから、デバイス-->クリップボードの共有-->双方向を選択しておくとよい。必要ならデバイス-->ドラッグ&ドロップ-->双方向も可能だ。