西村敏雄#2

妻から19:00前、「子供を迎えにいけないので頼む」との電話。金曜の保育園の迎えは大変なのだ。布団のシーツを換え、上履き・園庭着・園庭靴・パジャマ・交換したシーツとタオルケットも持ち帰らないとならない。お手拭・着替え・使用したオムツ・コップは毎日だ。これが2セットだ。自分のパソコン入りのバッグもある。金曜日だけは避けたかった。だからどうしたということはない。荷物が多くて大変ということだけではある。

西村敏雄の絵本「どろぼうだっそうだいさくせん!」が届いていたので、早速、子供を寝かせつけるときに読んだ。内容は「青い鳥」と中島敦の「山月記」をイメージさせる。ありえない、ありえないの連続だ。現状を打破しよう打破しようと四苦八苦し、やっと現状から抜けだした。しかし元の状況とは大して変わりはしない。という内容だが、5歳・3歳にはちょっと難しい。適正年齢は6歳かな。ネットで絵本を買うときには要注意だ。

もう1冊の「ぼくは孫」。こちらは「孫は目に入れても痛くないくらいかわいい」という話。絵本の要素であるファンタジーを感じさせるものがまったくない。本屋に陳列されていたらきっと買わなかっただろう。

西村敏雄、次回を期待する!
紀伊国屋、絵本には適正年齢を明示しておいてくれ!