動機は不純でいい!

外国の方に日本語の学習をサポートするボランティアに参加した動機は不純だった。

中国には昔から興味があった。中国は日本の歴史のルーツであるし、日本で失われつつあるもがまだ中国には残っているという意識からだ。三国志宮城谷昌光の影響は大きい。旅行も14回行っている。中国語も大学で2年間やり、その後も何度かマイブームの度に学習した。

民間の語学講座のようなもので中国語を勉強するのだが、上達するにつれ、上級コースに進むと費用が高くなるのだ。そこで日本語支援のボランティアに参加して日本語を教える代わりに中国語を教わろうと考えた訳だ。ところが実際には、担当は南米(ペルー、ボリビア、ブラジル)とフィリピン、スリランカの方々だったのだ。隣のグループが妻が担当する中国。妻に接近していった理由はそれだった。まさにボランティアに参加の理由も、妻に接近した理由も不純だったのだ。