保育園コミュニティ

昨日の日曜は川崎大師公園で、BBQでもなく、遅いお花見でもなく、ただ皆で集まってシートの上でお弁当を食べるというイベントだった。以前子供が登園していた保育園のクラス会+父母の会だ。何と呼ぶべきか。子供13人、大人15くらいが集まった。朝方までは雨だったので中止になるかと思えば、昼前から晴れ間も覗いてきて実にいい日和となった。

保育園関係の集いというのは、今は、私にとっては会社に次ぐコミュニティなのだ。しかも、ほど良い感じがする。保育園のイベントやなんらかの名目のパーティなどがいい間隔で訪れる。居心地もいい。このコミュニティの特性は何なのだ。

子供が0歳から5歳まで同じクラスだったという保育園関係のコミュニティは、子供同士が勿論仲がいいだけでなく、親同士も子育てと仕事を両立してきたというストレスや感動を同じように共有できているからなのだと思う。子供同士の連帯感と、親同士の連帯感。川崎の保育園は親が皆、少なからず働いていないと預かってもらえない。親は皆、共稼ぎなのだ。また、保育園で風邪や伝染病が流行すれば、ほとんど皆、前後して感染する。保育園だけでなく、病院でもよく顔を合わせた。1つの運命共同体のように見えてくる。

いつまで続くかは分からない。子供が小学校に上がれば疎遠になるのかもしれないが、今は居心地のいい貴重なコミュニティだ。