建築確認

建築確認が先日、やっと下りた。

姉歯事件以来、構造計算が厳しくなって対応するソフトの供給が遅れていたと聞いた。川崎の木造3階建は特に厳しいのだそうだ。情報が正しいかどうかはっきりしなかったが、待つしかなかった。昨年9月に物件を紹介され、10月に契約し、12月には間取りや概観を決め、後は設計士に委ねた。今年1月に設計士からの指摘で間取りや窓の広さなどを修正し、やっと構造計算に入った訳だ。その結果、一部の壁を二重壁する必要があり、3月に了解した。そして、4月の先日、やっと建築確認が下りたのだ。昨年の10月頃には、今年5月には完成するだろうと言っていたものが、今からの着工だと9月中にはなるだろう。

着工に向けて、工務店に行ってオプション部分などの調整をしてきた。床暖房の有無、バルコニーの形状、雨樋の位置、造作のテーブルや棚の仕様、玄関ドアやインタフォンのオプションなどなど。そして、地鎮祭の段取り。

地鎮祭上棟式は、いまはほとんどやらない。特に上棟式はやらないそうだ。たしかに建売に近い建築条件付土地だし、地元でもないので近隣の人をだれも知らない。だが、地鎮祭は施主のためだと伺ってはやらねばならない。

さあ、地鎮祭の段取りだ。地鎮祭で必要な竹・縄・砂、またお供え品(米・鯛・酒・昆布・果物など)は、工務店で準備してもらえることを確認した。こちらは、まず日時を決めて、神社にお願いすることが先決だ。日にちと言っても大安で三隣亡でない日などそんなにはない。5月12日で決まりだ。神社には片っ端から電話し、了解が得られた稲毛神社にした。5月12日、10:00から1時間ほどだ。初穂料は3万円が最低ラインだとも、そっと伺っておいた。神社までの送迎(車代)は別。工務店への実費・車代・謝礼、また向こう三軒両隣へのあいさつ回りのための粗品代、すべてをあわせても10万円ほどだろう。大した費用ではない。なかなか体験できるものでもないので、後腐れないようにやるだけはやるつもりだ。

その後の上棟式をやるかどうかは、いまのところ未定だ。なにしろ、ネットで調べても相場は25万以上らしい。大工は大体二人で十分なのに、上棟のときのみクレーン車やら応援やらで10人近くにもなるらしい。そんな1日しか応援に来ないような人にふるまうのも納得がいかないと、やはり妻は力説する。安価な上棟式(10万くらい)というのは存在しないようだ。やるかしないか、やるなら25万円。いまのところは保留だ。