BABOK 2.0 #3 教育プロバイダ(EEP)

CBAPの要件を満たすためのProfessional Development教育は、日本でもいくつか行われていることがわかった。IIBA認定の教育プロバイダ(EEP=Endorsed Education Providers)として登録されているのは、FXLI、HP、KBマネジメントの3社であった。IIBAのホームページからProfessional Development→Endorsed Education Providersで、EEPの一覧、コースの一覧が見れる。EEPで提供されるコースにはCDU(Continuing Development Units)という単位が設定されている。IIBA独自の単位ということだが、1時間の学習=1CDUと考えればよさそうだ。CBAPの要件である必要な学習時間21時間に対応して21CDUを獲得すればよいということなる。この21という半端な数字の意図は、1日7時間のコースを3日間受けなさいという意味であろう。(※PMPでの35時間も同様に5日間相当という意図だったのか。)

現時点で3社が提供している教育をHPから集めてみた。

EEPコース名日数受講料CDU
FXLIビジネスモデリングワークショップ2126,00016
ビジネスアナリシスのイントロダクション2105,00016
ユーザー要件の収集と文書化2105,00016
HPビジネスアナリシス基礎〜効果的な要求開発・要求管理のために3196,00021
KBマネジメント失敗しない要求定義294,50014
ビジネスアナリシス概要142,0007
ビジネス戦略とエンタープライズアナリシス
(※2009/07/23追記)
2〜3未定16
HPもKBマネジメントも21CDUになるように設定されている。FXLIは1日8時間なのだろう。

またIIBAのページには、CBAP取得者(CBAP recipients)として現時点で585人が一覧されていることがわかった。日本人はまだいなかった。ただし、WEBでの公開を許可した人のみ掲載しているとのことだ。まだ、CBAP取得を目指してみる気にはなっていない。