ITコーディネータ試験を受けてきた

昨日、ITコーディネータの試験を受けてきたので報告しておこう。五反田の立正大学が会場だったが、そこには300人以上の受験者が集まっていた。20代から60代まで幅の広い人々だ。欠席者は少ない。申込み者の95%以上は出席している感じだ。

試験は、100問の4択問題を14:00〜16:00の2時間で回答する。マークシート形式だ。1問を1〜2分で解答していかなければならないので、余計なことを考えていると時間は足らなくなる。途中で退席する人もほとんどいない。2時間、目一杯使っても見直す時間は左程ない状況だった。

問題は以下のような配分だった。40問の基本問題と60問の応用問題があり、応用問題のうち20問が共通問題であり、残り40問は、 経営系か情報系かを選択してどちらかの問題に解答する。内訳は以下のとおりだった。


 +-- 基本 40問
 | +-- ITC基本 3問
 | +-- 3機能 12問
 | | +-- P&PM 5問
 | | +-- CM 4問
 | | +-- M&C 3問
 | +-- 5フェーズ 25問
 | +-- 経営戦略 5問
 | +-- IT戦略策定 5問
 | +-- IT資源調達 5問
 | +-- IT導入 5問
 | +-- ITサービス活用 5問
 +-- 応用 60問
  +-- 3機能共通 20問
  | +-- P&PM 7問
  | +-- CM 8問
  | +-- M&C 5問
  +-- 経営系/情報系のどちらかを選択
    +-- 経営系 40問
  | +-- 経営戦略 25問
  | +-- IT戦略策定 15問
  +-- 情報系 40問
  +-- IT戦略策定 15問 (※経営系と全く同じ問題)
  +-- IT資源調達 7問
  +-- IT導入 8問
  +-- ITサービス活用 10問
問題自体の完成度は高く、4つの選択肢の表現はどれも悩ましい。また問題文や選択肢の文章が長く、読むだけでも結構かかる。選択肢からは、すべて正しいものを1つ選択させるように統一されている。正しくないものを選ばせたり、複数選ばせたりということがない。どんな問題が出たか思い出してみる。

■各フェーズでのITCの役割
■ITCの基本原則
■PMの役割
■新業務のフローがまだ描けていない状況でのRFP
RFPに対するベンダ選定
■冗長構成と対障害性
■二重化とリアルタイムバックアップ
■成熟度での定義されたレベル
■総合テストでの環境準備
■移行での戻しの考慮
■その他技術的キーワード
ERPSaaS、EDI、SEORFIDグループウェア
■プロトタイピング、PERTモデル、6C分析
■セキュリティ、リスクマネジメント、IT内部統制、COBIT成熟度
RFPWBS、PMO、SLAASP
今回は問題数も多く、すべて長い文章題ばかりだったので、わずかなキーワード程度しか思い出せない。あしからず。キーワードに難解なものはなく、文章も平易だが、どの選択肢を選ぶべきかは微妙なものばかりだった。