中型運転免許を取得した。

今日、中型運転免許証が発行され、受け取ってきた。普通免許の更新に行ったら、知らぬ間に中型(8tまでの限定)に変わっていただけだが、なんか少し得したような気分になる。平成19年6月から、普通と大型の間に中型という免許ができていたのだ。5年ぶりの更新だったので、いまごろ知らされた。普通は5tまで、中型は5tから11tまで、大型は11t以上に変更されていたのだ。以前の普通免許が8tまでを許していたため、限定付き中型免許というものができてしまったのだ。この限定付き中型免許は、期間を限定した移行措置なのかと思ったが、よく考えてみると、まだ50年以上は存続するだろう。限定付き中型からあえて中型を受ける人はごくわずかだろうから。

以前、二俣川の教習所に出かけていたときには半日がかりだったが、今日は近くの川崎警察署であり、30分の講習も含めても、わずか45分足らずで、申請から免許証の受け取りまでが終わった。呆気ないくらいだ。古い免許証、更新通知、そして\3,250だけ持参すればいい。写真も警察署で撮ってくれるし、印紙も署内で買える。視力検査や写真撮影の手際がいい。

免許証にはICチップが埋め込まれたようで、古い免許証を読み取って、暗証番号を2つ登録させられる。暗証番号が2つというのも斬新だ。どちらかの暗証番号で有効ということだろう。昔から誰でも思っていただろうが、それを実現したものは運転免許証が最初かもしれない。(※調べていないので適当なことを言っています。他にもあるかもしれません。)ICチップ化されると、次回の更新のときに楽なのだそうだ。5年後だ。今回45分で終わった手続きが、次回5年後にはおそらく40分に短縮されることだろう。

30分の講習ビデオでも1つ学んだ。ちゃりんこ(自転車)は13歳未満と70歳以上は歩道を走ってもよくなったそうだ。13歳以上70歳未満は、原則、歩道を走ってはいけない。譲歩はされてきたようだが、かたくなに現実を認めようとしない姿勢は、むしろ好感が持てた。建前と本音は存在するので要領よくやってくださいと、警察官に諭されたような感じだ。