オブジェクト指向

ユニバーサル・オブジェクト指向

オブジェクト指向は、オブジェクト(客体)をベースにしている。客体は主体を明らかにして初めて、その主体の意識された行為によって顕在化する訳だ。ソフトウェアの現場では、この主体をこれまでの狭いアプリの枠を超えて業務、企業、業界、国家・・・という…

遷移状態 vs. 状態遷移

初めて状態遷移図というものを知らされたとき、その意味は直感的に理解するのだが、「遷移状態(transition state)」なのか「状態遷移(state transition)」なのか一瞬、迷ってしまったのを覚えている。状態遷移では「状態」に着目し、ある入力(イベント…

主体性論争

主体性論争って言葉も私は知らない。哲学的なこと、思想的なこと、宗教的なこと、実は私は何も知らないのだ。それでも「オブジェクト指向」の祖はアリストテレスだし、この業界の人には若干哲学的になる傾向があるのかも。ソフトウェア開発の現場では、実世…

「主体」と「対象」論争

会社でUML2.0仕様書のユースケース図での主体(Subject)について議論されていた。主体(Subject)の外側にユースケースを描いていいのかも含めて。その結論めいた要約で「主体(Subject)とは対象である」というようなことが言われていた。これはまずいと思った。…