言葉

Validation=妥当性なんたら?

Validationの訳として妥当性確認、妥当性評価、妥当性検証などいろいろ使われている。最近は妥当性確認が主流のように感じてはいるし、私も「妥当性確認」が一番しっくりくると思っているので、それを用いている。妥当性とは「誰からも承認される性質」であ…

せめてこけらを語れ!

なぜ夢が語れないのだ。サンテクジュペリの「If you want to build a ship, don't drum up the men to gather wood, divide the work, and give orders. Instead, teach them to yearn for the vast and endless sea.」を思い出す。船を造りたいなら、人に材…

何名様ですか

ファミレスなどに行くと「何名様ですか?」と問われる。私はここでまず「むっ」としてしまうのだ。「何人様ですか?」と問うべきだろう。名前の数を数えるなら「何名」でもいいが、名前を語ってもいない目の前に立っている人を数えるのに「何名」はないだろ…

てーげー

「若ボケ」の90%は、生活習慣からだそうだ。毎日、長時間も同じ事/仕事をして他のことを考える余裕がないと、脳の一部が萎えてしまうのだ。単調な仕事を長らく続けて、発想的なものもなく、新鮮な刺激もなくなってくると、脳は実際には働いていないにも…

辞書を読む#2

辞書を読む習慣は小学校5年ころからだ。最初の辞書は小学館の国語辞典だった。初めのうちは辞書の中に僅かだがある挿絵を見つけるのが好きだったようだ。よく覚えているのは「戦車」だった。なにしろ、その挿絵のために先生に呼び出されたのだから。節分の…

acronym vs. abbreviation

なぜ英米人は、CoC、DoD、RoR、B&B、V&V、B2B、C2Cといったパターンの略語を好むのか、ずっと気になっていた。glass-_-onionさんのCoC(Convention over Configuration)のネタを引っ張らさせていただいた。「名詞(A) + prep(x) + 名詞(B)」を「AxB」と略すパ…

無知な妻

面白ネタに対する期待が大きいようだ。ではまず無知な妻のエピソードを2つほど紹介しよう。妻はお嬢様でも箱入りでもない。ただ抜けてるだけなのだ。南武線に乗っているときだ。停車する各駅の名前になにやら気づいたらしい。「武蔵なになにという駅が多いね…

結婚式のスピーチ

私の結婚式にtoroさんがスピーチしてくれた。かなり前のことだ。その原稿が出てきたので紹介しよう。当時、かなり辞書を読んでいたんだなということが物語られていた。 ただいま紹介に預かりました、新郎、○○君の友人の△△と申します。○○くん、□□さん、おめで…

辞書を読む

実は、辞書を読むのが人に言えない趣味なのだ。だったのだ。最近は辞書を読むことはおろか、引くことさえほとんどない。全てGoogleとBookShelfに頼っている。以前は収集していたし、読んでいた。大き目の辞書では大辞林第1版、広辞苑第4版、現代漢和辞典。…

指摘してやりたい!

間違いを指摘してやりたいが、余計なおせっかいだろうと考え直して、言えない。こんなストレスがよくある。「相殺」を「そうさつ」と誤って読む程度なら、私は突っ込むのだが。以前、喫茶店でくつろいでいると、となりで女子大生風の二人が会話していた。ひ…

へのつっぱり

妻は今日は仕事を持ち帰っていないので、子供を寝かせつけるとき、本人も「朝まで寝る」と宣言して寝た。洗濯機には2日分の洗濯物がぎっしり詰まっているし、台所のシンクにはぎっしり汚れた食器が積まれていた。いつも以上だ。しかし今日は、私も株価が戻…

プー太郎

ランチのとき「プー太郎」の語源って何だろうという話になった。調べてもはっきりしない。「風来坊」、「風太郎」、「poor」、「無頭路」などの説があるらしい。このご時勢、広く浸透している言葉だし、そんなに古いものとも思えない。なのにルーツがはっき…

追加された常用漢字

常用漢字(1945字)に新たに都道府県名で使われている「阪・熊・奈・岡・鹿・梨・阜・埼・茨・栃・媛」の11字が追加になるのだそうだ。常用漢字って、小学校で教わる範囲とか、日本語能力検定の範囲とかであって、普段の生活には何の影響もないのでは。…

古文書

古文書を読むのが他人に言えない趣味なのだ。いろんな外国語を学習し、ヒエログリフやトンパ文字やマヤ文字にも興味があった。学生のころにはヒエログリフで文章が書けていたくらいだ。だが、そのくせ日本の古文書が読めずにいた。博物館や美術館に展示の文…

「主体」と「対象」論争

会社でUML2.0仕様書のユースケース図での主体(Subject)について議論されていた。主体(Subject)の外側にユースケースを描いていいのかも含めて。その結論めいた要約で「主体(Subject)とは対象である」というようなことが言われていた。これはまずいと思った。…

クリック

妻が「マウスをクリックしたときの音ってうるさいよね。画面で反応を見てるんだから音なんか出さなくていいよね」という。私も賛成だ。会社などで静かに作業しているとき、ふっと気を抜くとマウスの音が結構けたたましいと気づく。サイレンスマウスを希望す…

下手の長糸、上手の小糸

へたのながいと・じょうずのこいと。今日読み終えた本の解説に使われていた、初めて聞く言葉。裁縫のとき針穴に通す糸の長さのことだそうだ。裁縫が下手なものほど長くし過ぎて非効率、プロは必要な長さで細かく使うということらしい。資源は無駄なく効率的…

へのかっぱ#2

「へのかっぱ」が私の中に定着した理由を思い出した。あれは20年くらい前になる。「へのかっぱ」は「へのへのもへじ」からの連想だったかもしれない。よくいたずら書きしていた。こっそりと他人の印刷された資料やノートの端に目立たないように「へのかっぱ…

へのかっぱ

何から書き出せばいいのか。とりあえず、タイトルとニックネームを紹介しておく。タイトルは「へのかっぱ」。特に書きたいテーマがあって開設した訳ではないので、咄嗟にはこれといったタイトルも思い浮かばず、単に私の座右の銘の「屁の河童」を掲げてみた…