acronym vs. abbreviation

なぜ英米人は、CoC、DoDRoRB&B、V&V、B2B、C2Cといったパターンの略語を好むのか、ずっと気になっていた。glass-_-onionさんのCoC(Convention over Configuration)のネタを引っ張らさせていただいた。「名詞(A) + prep(x) + 名詞(B)」を「AxB」と略すパターンは多い。特にゴロの良さからか、「AxA」のパターンで名詞の頭字(かしらじ)を揃えるものが目立つ。http://www.acronymfinder.com/ で検索しても確認できる。

prep(x)の部分は以下の前置詞が多い。to=2,for=4と略すのは日本人だけかと思いきや英米人も結構やるんだ。

to --> 2,t
for --> 4
of,over --> o
and --> &

また「略語」の英語はacronymなのか。調べると以下のようなものがあった。

acronym         頭字語 North Atlantic Treaty OrganizationNATO
initialism      頭字語 =Acronym
abbreviation    省略形・略語  ex., vs., Xmas
contraction     短縮形  never→ne'er

abbreviation は長い単語や語句の略語という曖昧な定義で、acronymとinitialismは頭字語(かしらじご)という明確な定義がある。abbreviation は acronym/initialism を包含した略語と言える。細かいことを言うと、上記のprep(x)の部分を小文字にするのは、acronym(頭字語)といえるのだろうか。分からず。おまけだが、X'masは間違いでXmasが正しいそうだ。