まだ馴染めない味噌味

昨日から名古屋近辺にて客先常駐なのだ。毎日、朝も昼も夜も大してしゃべることもなく、仕事に励んでいる。朝はホテルの軽すぎるくらいの軽食、昼は部外者には利用の仕方も分からないシステムの社食、夜はまともに食べることもできず飲むだけで終わってしまう。

その会社の社食にはレジがないのだ。食べ終わった食器をかざすとプリペイドカードで精算できる。社食の食堂はどこですかと問うと、場所と時間とカードの事前購入が必要だと親切に教えてくれた。プリペイドカードを買う場所が分からずに問う。通常ディスプレイがある近辺にありそうだが、なぜか席の中にまぎれて立っている。「マネージャ、マネージャ、お客さんに説明してあげて」と叫ばれ、ちょっと恥ずかしいなと思いながらも、プリペイドカードが買えるマシンの前まで案内される。なんとかカードを手にして、冷やし中華・チャーハン・スープをGETする。ところがどこがレジなのか分からないのだ。これまでNTT,NEC,XEROX,Toshibaなどいろんなところで社食は利用してきたが、こんな屈辱的なことは初めてだ。仕方なく、よりによってまた同じ人に問いかけてしまった。また「マネージャ、マネージャ、お客さんにちゃんと説明してあげて」と叫ばれ、またまた同じマネージャが出てきて、食べた後にあのマシンに食器をかざしてカードで精算してくださいというのだ。最初に教えろよ。カード買ったときに教えてくれよ。

それでも広大な敷地の工場の駐車場を眺めながらランチを済ませ、例のマシンで精算することにした。さすが儲けている会社は違うね、などど思いながらマシンに食器をかざす。あれっ、反応してくれない。カードが先か、どこかスイッチでもあるのか、おいおい後に行列ができ始めたぞ。これは聞くしかない。すぐ後の人に聞こうと振り返ると、あれ、マネージャ。なんと斜め後にあのマネージャが立っているではないか。付けてたのか、お前。「お盆が奥のボタンに重なるようにしてください」と。おいおい、最初からおしえてくれよ。嫌がらせか。おしえてくれる機会は二度もあっただろうに。名古屋人はそんな性格ですか。

夜食べたバンバンジーのサラダも味噌味だったし、ホルモン炒めも味噌味だったし、魚のあら煮も強烈な味噌味だった。名古屋人、塩分摂り過ぎではないのか。