タミフルが効かない!

昨日・今日と休暇を取って子供の面倒を見ている。下の子がインフルエンザに罹って保育園で預かってもらえないからだ。タミフルを処方されて、熱も下がり、普通に元気ではあるが、登園許可は明日になるだろう。天気もいいので、散歩や買い物に付き合わせた。

インフルエンザについては先日も書いた。「インフルエンザのワクチンを接種していれば、インフルエンザに罹ったとしても軽くて済む」というのは本当なのだろうかということだ。(※インフルエンザを参照)

今日新たに、また怪しげな情報を聞いた。「今年のインフルエンザにはあまりタミフルが効かないらしいよ」というものだ。これまた根拠があることなのか。新宿の会社近くのそば屋でも聞こえてきたし、今日またラゾーナのフードコートでも家族の会話から漏れてきた。うちの子の場合、タミフルを処方され飲んだ後から確実に熱は下がって快方に向かったことは確かなので、タミフルが直接効いたのだろうと思っている。

ちょっとネット情報で確認してみる。確かに既にタミフル耐性インフルエンザというものが流行しているらしい。情報は本当だったのだ。鳥インフルエンザ対策に各国がタミフルを備蓄していると聞いていたが、タミフル耐性の鳥インフルエンザにも対処できるのか。「あまりタミフルが効かないらしい」の「あまり」という謙虚な部分に情報のいい加減さを感じていたが、一方、権威ありそうな記事には「タミフルは、一般名はリン酸オセルタミビル。インフルエンザウイルスが体内で増えるのを抑え、発熱から2日以内に服用すると、高熱や筋肉痛などの症状を緩和し、発症期間を1日ほど短くする効果がある」とあった。おいおい、わずか「発症期間を1日ほど短くする効果」しかないのか、タミフルは。

インフルエンザワクチンの予防接種にも頼れない、タミフルにも頼れない状況になりつつあるのか。